2012年8月21日火曜日

ポートフォーリオ・研修手帳




研修手帳は、全看護職員に配布しています
当院看護職員が自らの目標を持ち
獲得した能力や成果を蓄積することを目的としています
研修手帳には、下記の内容が綴られ看護職員としての成長記録や経験の蓄積を
”可視化”することが可能となるため、実践の学びが積み重ねられ
自己の成長記録としての「重み」を持たせることができるよう方向づけています

研修手帳には「教育計画」「クリニカルラダー」「キャリア開発ラダー」「到達目標」
「看護技術チェックリスト」の他に「個人の記録」「私の目標・ビジョン」
「研修記録」が綴じられています




私の目標・ビジョン
目標を持って日々の業務を遂行しています
年度末には評価をし来年度の目標を立てます
 

研修記録
研修内容の記載および研修資料・研修報告書を綴じます
学びの記録をする事で成長や経験の可視化を図ります
 

クリニカルラダー別評価表



クリニカルラダー評価表
年度末に評価します
合格レベルに到達した方は次のラダーへ上がります
 

新人看護師到達目標チェックリスト


到達目標チェックリスト
入社日から1年間チェックします
新人看護職員が求められている『臨床実践能力』が習得出来ているか確認します
『臨床実践能力』の3つの柱
「看護職員としての必要な基本姿勢」「技術的側面」「管理的側面」
これらの3つの柱を軸に、細かく目標を設定しています


看護技術チェックリスト


看護技術チェックリスト
当院看護師に必要な看護技術が示されています
新人看護職員はこれを基に看護技術を習得します
指導者側もこれを基に指導します
指導内容の統一化を図っています
           

2012年8月20日月曜日

2012年度ラダー別看護師教育計画






ラダー別研修
各段階に必要とされる研修内容を組んでいます
    




全体研修・委員会活動
看護職員全体に必要な研修を組んでいます
    

看護部教育研修組織体制


新人看護職員研修
「みんなで育てる」をモットーに
研修責任者・教育委員会を先頭に
プリセプターシップおよび屋根瓦方式で指導を行っています


キャリア開発ラダー


キャリア開発ラダー
ラダー別に到達目標を設定ています
さらに3つの軸を立て目標を細かく設定し明確にしています
3つの軸
「臨床看護実践能力」「組織的役割遂行能力」「自己教育・研究能力」

 






2012年8月14日火曜日

活動風景



ラダー別研修


全体研修


症例発表会


伝達講習会



レクレーション研修:そば打ち祭り①
 

レクレーション研修:そば打ち祭り②


2012年度新人看護師教育計画


新人看護職員教育方針>
(1)職場環境への適応に向けて、リアリティーショックや対人関係の対応について方向付ける
(2)基礎教育での既習内容と照合し、指導を受けながら安全な看護実践ができるよう支援する

新人看護職員教育目標>
(1)基礎看護技術の知識・技術・態度の習得ができ、安全・安楽な看護を患者に提供することができる
(2)専門職としての責任と自覚を持ち円滑な人間関係を構築していくことができる

新人看護職員研修目標>
 新人看護職員が臨床現場に順応し、基本的な臨床実践能力を習得することができる
(1)病棟の役割、病院、看護部の理念、目標を理解できる
(2)基礎看護技術が安全、確実に実施できる
(3)職員として自覚を持ち、責任ある行動が取れる
(4)看護に必要な専門的知識について主体的に学習できる
(5)所属部署の特殊性と業務内容が理解できる

クリニカルラダー


クリニカルラダーシステム
段階に応じた院内研修プログラムを組んでいます。
段階に必要とされる学習を、効果的に行うことができ、
個々の課題の明確化と学習の動機付けにつながっています。


看護部の紹介




1.看護部長のあいさつ     
 総和中央病院看護部は、病院理念の「医療・介護サービスを通じて住み慣れた地域の中で安心して生活が出来る」を基本とし、日々看護・介護を行っています。入院患者さまの看護を中心に、訪問看護ステーション、相談室との連携強化も図っています。また、看護職員の現任教育のため、ラダー方式の教育プログラムを導入し、主体的に自己研鑽が出来る看護師を目指しています。

2.看護部の概要
看護部長
船山 妙子
看護職員
看護師・准看護師・介護福祉士・介護員
看護体制
一般病棟 入院基本料151 二交代制 チームナーシング
療養病棟 入院基本料201 二交代制 機能別看護
臨地実習受け入れ
晃陽看護栄養専門学校
古河市医師会附属准看護学院(H253月閉校)

3.看護部の理念
患者さまの立場を尊重し、他部署と協働しつつ、患者さまのニーズに応えた看護を提供します。
<行動方針>
(1)    私たちは、患者さまに安全で、公平な看護・介護を行います
(2)    病気や、障害を持ちながら、その人らしい自立が出来るよう援助します
(3)    私たちは、よりよい看護・介護が行えるように研鑽し、研修していきます

4.看護部教育理念
 看護職員教育を通し、「看護職員の知識の向上」「意欲の向上」「不安の軽減」「経験の共有」がはかれ、看護のよりよいあり方について考え、患者中心の安心・安全な看護が提供できるよう、主体的に自己研鑽していくことができる看護師を育成する。

5. クリニカルラダーシステム
 段階に応じた院内研修プログラムを組んでいます。段階に必要とされる学習を、効果的に行うことができ、個々の課題の明確化と学習の動機付けにつながっています。段階は自己評価と管理者評価で決定しています。
 職員一人ひとりが自らの目標を持ち、獲得した能力や成果を蓄積するために、ポートフォーリオを呼ばれる個人ファイル「研修手帳」を持ち、自己研鑽しています。

6.新人看護職員研修事業における組織体制
 新人看護職員の研修は「みんなで育てる」をモットーに、研修責任者・教育委員会を先頭に、プリセプターシップおよび屋根瓦方式で指導を行っています。
(参考)プリセプターシップ:新人看護師一人に対して、決められた先輩看護師がマンツーマンで、ある一定の期間、教育指導する方法です。
    屋根瓦方式:直接の指導だけでなく、組織や部署の中で幾重にも支援が受けられる方法です。